DOUBLE OO '96

2022年2月12日

spectator "バックナンバー"

最終更新: 2023年12月27日

福岡|天神|晴れ

Takaya:スペクテーターのバックナンバーをオンラインストアへアップ致しました。

古くはVOL.35 "発酵のひみつ"から最新号となるVOL.49 "自然とは何だろうか"まで。

よろしくお願い致します。

私がスペクテーターを初めて読んだのは大学4年生の頃。

研究室の本棚に"STUDIO VOICE"などと一緒に並んでいて手に取ったのがきっかけでした。

その頃、卒業制作の主題が全く決まらず悩み、興味のある本や映画、音楽を手にしてはまた次へと、好奇心が迸っていた時期でもありました。

就活を中断してロゴデザインのコンペに応募しては落選を繰り返し、「自分は何をやって飯を食って行きたいんだろうなぁ。。。」と、腹が決まりきらない時に出会ったスペクテーター。

手にした号にはバックパーカーに関する記事が載っていて、「世界にはこんな素敵な生き方をしている大人達が本当にいるんだな。」と、感銘を受けたことを今でも覚えています。

今はライトな情報が氾濫している時代。

情報の取り入れ方を決めてアプリを使わないと気が付かないうちに溺れてしまいます。

だからこそ、こういった芯のあるメディアを自主的に手にして自分の物差しを育んで行って欲しいもの。

特に学生達には。

3月に入れば採用情報が公開されエントリー受付がスタートします。

今年は就活生が多いですね。

応援しています。

BACK ISSUES OF SPECTATOR

VOL.49「自然って何だろうか」

VOL.48「パソコンとヒッピー」

VOL.47「土のがっこう」

VOL.46「秋山道男 編集の発明家」

VOL.45「日本のヒッピー・ムーヴメント」

VOL.44「ヒッピーの教科書」

VOL.43「わび・さび」

VOL.42「新しい食堂」

VOL.41「つげ義春」

VOL.40「カレー・カルチャー」

VOL.39「パンクマガジン『Jam』の神話」

VOL.38「赤塚不二夫 創作の秘密」

VOL.37「北山耕平」

VOL.36「コペ転」

VOL.35「発酵のひみつ」

スペクテイター49号

2021 SPECIAL ISSUE

自然とは何だろうか

人類の活動が、自然の回復力を超えて地球全体に影響を与え始めた時代=人新世に突入!?

価値転換の時代、自然への対応をめぐっても各方面で様々な議論が交わされるようになりました。

 *温暖化は人工的に防ぐことが可能?

 *外来種は敵か? 味方か?

 *火力の代わりに原子力を活用すべき?

 *自然環境を守るためにマンモスを復活!?

理想の自然の有り様については、個人ひとりひとりが自由な意見を述べ合うことが重要。だけど、そもそも自然って何だろうか…。ならば、“自然の起源”を振り返ることから始めてみよう!

キリスト教の自然観から『森の生活』ヘンリー・ソローの自然の定義、エコロジー運動の誕生まで。時代と共に移り変わる自然観の由来と系譜を、マンガをつかってやさしく解説。

識者の自然観にも耳を傾けながら、自然とは何かを掘り下げます。

CONTENTS

●マンガ 人は自然をどうみてきたか?

作画 関根美有  原作 赤田祐一(編集部)

キリスト教の自然観/楽園をきりひらいた人たち/ロマン主義者の自然観

自然保護のはじまり/生物多様性のめざめ/サイレント・スプリング

ピープルズ・パーク事件/エコロジー運動の夜明け

●『地球の論点』とエコモダニズム 

スチュワート・ブランド『地球の論点』を読み解く

テーマ=都市/原発/遺伝子工学/ジオエンジニアリング

エコモダニズムとはなにか?/エコモダニズム・ブックガイド

●ロングインタビュー 三人に聞く 私たちの自然観

内山節 哲学者と考えた「自然と人間の関係」

坂田昌子 ネイチャーガイドから教わった「生物多様性の意味」

能勢伊勢雄  ライヴハウス・オーナーに聞く「自然をどうとらえるべきか」

PRICE:¥1000 (tax in ¥1,100)