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  • 執筆者の写真DOUBLE OO '96

高木由利子 写真展 chaoscosmos vol.2 - sakura -カオスコスモス 弐 - 桜 -











桜の儚さや潔さに翻弄されながら撮り続ける記録


chaoscosmos

カオス(混沌)から、何らかの働きの元に、コスモス(秩序=宇宙)が誕生したであろうと、私は長い間、漠然と想像していた。つまり、混沌と秩序はどちらかと言うと、私の中では因果関係に近かった。とあるきっかけで、自然現象をレンズを通して捉えていくうちに、もしかするとカオスとコスモスは同時多発的に共存しているのではないか、と言う「気づき」が生じてきた。宇宙の摂理は、私たちが日常的に漠然と受け止めているよりも、遥かに複雑で綿密で意外性に富んでいるようだ。それぞれの物質、生命の特性(現象)は、この宇宙に存続するための方法論なのかもしれないとも思う。その現象が時として、レンズを通して視覚的に現れることがある。肉眼では見えない、あるいは気付かない自然現象に潜んでいるMMMを、ある時から、カメラというメカニズムを介して、ささやかなメッセージとして受け取るようになった。そのメッセージを、私は chaoscosmos と呼ぶことにした。

注)M: magical M: mysterious M: miracle



chaoscosmos vol.1 -icing process- に引き続き、vol.2 -sakura- を発表します。



桜のゆくえ


我々日本人はある時から、桜の開花宣言を心待ちにするようになった。平安時代の国風文化の影響以降、桜は花の代名詞になるほど、特別な位置を占めるようになったらしい。日本人が愛してやまない桜。この十年余り、私なりの視点で桜の儚さや潔さに翻弄されながら撮り続けている。桜の開花速報よりも、どちらかと言うと、何時散り始めるかが知りたい! 一年に一回のチャンス。誇らしげに華やかに咲き乱れ、束の間に散り去るその行方に興味が湧く。そして、図らずしも私は七年前に、樹齢百五十年の二本の山桜が土地の主の風貌で聳え立つ、標高1000mの土地に巡り合い、そこに移住することを即決した。呼ばれたとしか思えない、あっという間の出来事だった。桜の大木と暮らすようになって、目まぐるしく変容していく様をより一層観察するようになった。レンズを通して桜が見せてくれる密かな有り様を、皆様にも目撃していただきたく、、—— 写真家 高木由利子















































































































高木由利子 写真展 chaoscosmos vol.2 - sakura -カオスコスモス 弐 - 桜 -



会期:2024年3月1日(金) – 4月29日(月) 


会場:GYRE GALLERY


東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F Tel. 0570-05-6990 ナビダイヤル(11:00-18:00)


主催: GYRE


企画・構成: PAPALAGI STUDIO


グラフィックデザイン: 長嶋りかこ・川久保美桜(village®)


会場構成: 南志保・Kanta(立体集団ガリネル)


PRディレクション: HiRAO INC


協賛: アワガミファクトリー、写真弘社、FLATLABO


素材協力: 小松マテーレ株式会社






















福岡|天神|晴れ


Takaya:晴れて気持ちが良い週末ですね。


東京は表参道にあるGYRE GALLERYでは、写真家 高木由利子氏による 写真展 chaoscosmos vol.2 - sakura -カオスコスモス 弐 - 桜 -が開催されております。


amachi.を通じて写真家 高木由利子氏の作品に触れた方も多いかと思います。


Collection011 / AW2022 “Vertical Concept”を機に始まったプロジェクトでは「amachi.」を写真作品として記録。


そして、翌シーズンのCollection012 / SS2023 “Regarding Wave”からはamachi. × Yuriko Takagiとして、高木由利子氏の写真作品を顔料を用いてシルクスクリーンプリントを施した共作の発表を続けています。


桜の開花を心待ちにし、開花日を記録し続ける日本人の心。


amachi. Collection014 / SS2024 “Phenology”の思考を携えて会場へ訪れてみては。


お近くの方はぜひ。











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