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  • 執筆者の写真DOUBLE OO '96

amachi. × Elise Gettliffe "Garment Taphonomy - Shirt"


















































"HAND PROCESSED GARMENT" No.714








福岡|天神|曇り

Takaya:アートピースと一体となり、衣服として新たな価値を見出したGarment Taphonomy - Shirt」。


シーズンテーマを冠した今作は、"もし衣服が時間を経て化石化したら、この様に変化していくだろう"という仮定のもとに生み出されたデザイン。


襟やフロントの前立ての一部は、上に地層が積み重なることで圧縮され一体となったギミック。その境目は無くなり、形態の変化が表現されています。


また、デザイナー 吉本天地氏が自らステッチワークを加え、ボタンには"Elise Gettliffe"が本作のために焼き上げた磁器の作品をあしらっています。


今作は、HAND PROCESSED GARMENTの証としてNo.714とナンバリングされています。





amachi. × Elise Gettliffe

Garment Taphonomy - Shirt

COLOR:Charcoal Dye

SIZE:4/S・5/M

MATERIAL:Cotton 100%

PRICE:¥65,000(tax in ¥71,500)











Collection 008 “Taphonomy”


生物が石化していく過程・メカニズムを研究する学問を指す言葉

“タフォノミー” をタイトルに据えたコレクション。


昨シーズン、Collection007 “Notion of Forms”で

大きなキーワードとして扱った「樹木」を切り口に、

樹木が腐食し土へ変化していく様や、特定の条件下でのみ起こる樹木の石化現象など、

物質が異なる物質へ変化していく過程をリサーチし、様々な側面から衣服へ落とし込んでいます。


また、フランスの哲学者であり、石の収集家でもあった"ロジェ・カイヨワ"の石への視点、

考察からインスピレーションを得たコレクションでもあります。


特に熱を持って収集していた瑪瑙石や、パエジナストーンの観察から

飛躍して考察される自然と芸術の関係性。


カイヨワが所有していた石の柄や質感をamachi.のフィルターを通し衣服に置き換えることで、

物質が異なる物質へ変化していく様を抽象化して再現しているとも

言えるのではないかと考えます。








amachi.


DESIGNER 吉本 天地 / Amachi Yoshimoto


1993年 アメリカ合衆国カリフォルニアの山奥エルクバレーに生まれ、ミュージシャンの両親の元幼少期を過ごす。

2000年 家族と共に渡日。高校卒業後、国内外のコレクションブランド数社にてパタンナー、ブランドマネージャーなど経験。

2016年 自身のブランド「amachi.」を立ち上げる。ブランド立ち上げに伴い、長野県の山奥に拠点を移す。

2017年3月 1st CollectionとなるCollection001を長野県入笠山にて発表。











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