福岡|天神|曇り
Takaya:福岡も雪の予報。
今冬は寒くなりそうですね。
店頭も防寒具を探しにいらっしゃる方が多く、メリノウールのロングスリーブやアウターに視線が集中しています。
amachi.の防寒具といえば「Fur Porco Cap」。
Super160’sを使用した"Meeting Jacket - PO"・"Laib Coat"・for DOUBLE OO '96 "Dolman Sleeve 4Button Coat"・"Melton Baggy"といった一連のピースと同調するキーピースです。
内部は保温性を高めるキルティング仕様となっており、耳当て部分を下ろせばラビットファーがふんわりと優しく包み込み、寒風から守ってくれます。
「Fur Porco Cap」
COLOR:Gray×Navy
SIZE:Free
MATERIAL:BODY Wool 100%(Super160’s)
FUR PART Rabbit fur
LINING Triacetate 65% Polyester 35%
STRING PART Cow leather 100%
PRICE:74,800 JPY
amachi.
Collection 011/AW2022 “ Vertical Concept “
山岳地帯での生活を原体験にもつ私にとって
移動することは、山を登り、下りること
そして、木登りすることに象徴されるように
垂直方向へ行われる行為でありました
木登りを通して、自然の中に展開する垂直軸へ目を凝らすと
はっきりと変化してゆく植生、湿度、温度
それらが構成する個別の世界を見つけることができます
地面の高さで感じる腐植質、苔、土や鉱物の香り
そこから数センチ目線を上げたところに現れる下草
上へ行くほどに樹木の存在感が強くなってゆき
さらに上空には葉や梢のみずみずしさ、太陽の光
風の流れといった地上とは異なる世界が広がっています
垂直方向へ向かって多層的な広がりを見せる自然界
均質化した都市空間では感じる機会が少なくなった
そうした自然の営みへ思いを巡らす中で
繊細で美しい素材の質感や香り、空気の生み出すグラデーションを
一つのコレクションとして表現してみたいという思いに至りました
それぞれのピースには垂直方向へ連なる多層性
あるいは垂直軸に存在する一定の高さで感じ取ることができる情景を反映しています
“垂直”に切り取ることで、日常の意識を異化する
それが今季のコレクションの試みとも言えるでしょう
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