
DOUBLE OO '96
amachi. "Random Grid One Piece"



福岡|天神|曇り
Takaya:レギュラーとロングの2型が展開されている"Random Grid Series"。
不均一な格子柄を広いリピート幅でデザインしたテキスタイルは、ウールのグラウンドに対して、柄糸のみ無染色のアルパカを使用することで、立体的かつ揺らぎのある独特な表情を生み出しています。
「Random Grid One Piece」は、その着丈の長さから美しいドレープが際立ち、存在感のある佇まいに。
防寒性を高めてくれるロングタイプは、レイヤリングした時のバランスも秀逸で、スタイリングが楽しい作品となっています。
Wool 95% Alpaca 5%で構成された"Random Grid"の上質な面構えと美しいプロポーションが重なりは、袖を通すと感動を覚えるほどの仕上がり。
キーピースが一堂に会していますので、アウターやニットとの組み合わせはぜひこの機会に店頭でご覧ください。
茶蝶貝のボタン
細かく不均一に配された茶蝶貝のボタンは、本来の生産企画では真珠面か皮のマットな面、どちらかが表に出るものですが、低い確率で偶然双方が混ざり合ったものが出来上がります。
真珠面と皮面の混ざった独特なものをより集め、あえて使用する企画です。
「Random Grid One Piece」
COLOR:Beige Gray・Dark Gray
SIZE:4/S・5/M
MATERIAL:Wool 95% Alpaca 5%
PRICE:¥65,000(tax in ¥71,500)

amachi
Collection009 / AW2020
“Between bodies and field”
「歩行」という日常的でありながら奥深い行為を通して、得られる感覚や思考、
また行為そのものについて。 日々記録し、再解釈することで作られたコレクションです。
「歩行」とは、基本的な移動手段でありながら、
我々の身体と精神の連動性、思考の成り立ちと深く関係し、
空間や土地を理解認識する手段としても機能しています。
デザイナー自身の歩行の痕跡を、衣服に付着する種子、
雨で濡れた衣服の色の変化、日々の散歩で拾い集めた石の形状など、
身体が自然と接する事で発生する要素として抽出し、デザインに落とし込んでいます。
また、人類史的視点からリサーチを深める中、
西洋における「散歩」の起源が庭園にあることに行き着き、
歩くための空間として設計されている庭園をモチーフとした表現も
コレクションの大きな側面として存在しています。
このコレクションが、日々の歩行を捉え直す1つの契機として機能するのであれば、
それはファッションの新たな有用性になり得ると考えます。