福岡|天神|晴れ
Takaya:amachi.が製作する衣服のなかで、デザイナーの日常を支えるワークウェアとして機能しているのが「Layered Work Jacket」そして「Double Knee Cargo Pants」。
本作の原型となる作品は昨年のCollection007 / AW2020 “Notion of Forms”で製作されており、アウターには雨除けのポンチョをレイヤリングすることで天候に応じて順応できる3WAYの「Layered Work Jacket」が完成。
その組み下として、カーゴポケットのマチを廃し、右足をダブルニーへとアップデートしたのが「Double Knee Cargo Pants」。
「Double Knee Cargo Pants」は、9/23まで行われているスタジオジブリ - ジブリの大博覧会の設営時にも着用していたのだそう。
改めて右足のダブルニーの上部に配したスマホのスロットなどの使い勝手の良さを確認し、ブランドの定番としする重要な一本となったことを先日の展示会で伺いました。
今シーズンを象徴する重要な作品です。
どうぞお見逃しなく。
「Layered Work Jacket」
COLOR:Off White
SIZE:4/S・5/M
MATERIAL:Cotton 100%
PRICE:¥78,000(tax in ¥85,800)
「Double Knee Cargo Pants」
COLOR:Off White
SIZE:4/S・5/M
MATERIAL:Cotton 100%
PRICE:¥42,000(tax in ¥46,200)
amachi
Collection009 / AW2021
“Between bodies and field”
「歩行」という日常的でありながら奥深い行為を通して、得られる感覚や思考、
また行為そのものについて。
日々記録し、再解釈することで作られたコレクションです。
「歩行」とは、基本的な移動手段でありながら、
我々の身体と精神の連動性、思考の成り立ちと深く関係し、
空間や土地を理解認識する手段としても機能しています。
デザイナー自身の歩行の痕跡を、衣服に付着する種子、
雨で濡れた衣服の色の変化、日々の散歩で拾い集めた石の形状など、
身体が自然と接する事で発生する要素として抽出し、デザインに落とし込んでいます。
また、人類史的視点からリサーチを深める中、
西洋における「散歩」の起源が庭園にあることに行き着き、
歩くための空間として設計されている庭園をモチーフとした表現も
コレクションの大きな側面として存在しています。
このコレクションが、日々の歩行を捉え直す1つの契機として機能するのであれば、
それはファッションの新たな有用性になり得ると考えます。