SPECTATOR 単行本『パソコンとヒッピー』
- DOUBLE OO '96
- 2 日前
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福岡|天神|晴れ
Takaya:私たちの教科書となっているSPECTATORより、単行本『パソコンとヒッピー 〝コンピュータの民主化〟に挑んだ異端者たちの物語』が発売となりました。
DOUBLE OO '96でお取り扱いしているブランド「amachi.」の文脈を辿る上でも必読の書となっているのが「Vol.44 ヒッピーの教科書」・「Vol.45 日本のヒッピー・ムーヴメント」・「Vol.48 パソコンとヒッピー」。
その内、現在でもバックナンバーとしてお取り扱いすることが出来るのは「Vol.45 日本のヒッピー・ムーヴメント」のみでしたので、単行本『ヒッピーの教科書』と同様に"待望"の一冊の入荷というわけです。
(付随して「Vol.43 わび・さび」・「Vol.47 土のがっこう」・「Vol.49 自然って何だろうか」も辿るとより一層amachi.の理解が深まる号となっていますのでこちらも是非。)
単行本『パソコンとヒッピー』に見る"道具"という視点。
2023年秋。
私たちがオンラインストアでの販売を終了し、「通信販売=MAIL ORDER」という販売方法に立ち返った理由。
その答えはLAST CHAPTERに記されている通りです。
どうぞお見逃しなく。
単行本『パソコンとヒッピー 〝コンピュータの民主化〟に挑んだ異端者たちの物語』
「国家や巨大企業だけが利用を許されていた巨大コンピュータを個人が自由に使えるようになったのは、ヒッピーの大胆な発想のおかげである」。北米西海岸のテック業界で語り継がれるパソコン誕生にまつわる神話の真相と文化的背景をマンガで解説。サイケデリック、ハッカー文化、カウンターカルチャーとテックカルチャーの関係など、デジタル化が急速に進む社会の今後を考える上で必要な教養も身につく、異色のパソコン文化史。
原作 赤田祐一
作画 関根美有
デザイン 相馬章宏(コンコルド)
◆目次
1章 コンピュータとヒッピーを結びつけた『ホール・アース・カタログ』
2章 ターニング・ポイントだったヴェトナム戦争
3章 LSDとコンピュータは同じツールだ
4章 サンフランシスコ・バークレーは学生運動とヒッピー文化発祥の地
5章 コンピュータはソ連とアメリカの冷戦で成長した
6章 「ハッカーは遅れてきたビート族、初期ヒッピーカルチャーと同じ人種だ」
7章 「人民のためのコンピュータ」と言う思想が生み出された
8章 パソコンは人と人がつながるための有用な道具だ
9章 アルテアの衝撃。ミニ・コンがビートルズを唄った日
10章 ハイ・テク時代のトリックスターがハッカーだった
LAST CHAPTER もっと共生的に。人間とパソコンの関係
RE-THINK われわれはスローなギークになれるか?(原作者による考察)
136頁/B5判/ソフトカバー並製/1C
1,760 JPY