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  • 執筆者の写真DOUBLE OO '96

STABILIZER GNZ "lot.8-22 stand collar jacket"






























































福岡|天神|晴れ


Takaya:20AW以来の生産となるSTABILIZER GNZの金字塔「lot.8-22 stand collar jacket」。


一年半ぶりに店頭に並びました。


普遍的なスタイルとして定着したSTABILIZER GNZのSET-UP STYLE。


そんなマスターピース「lot.8-22 stand collar jacket」の由来を書きたいと思います。


半世紀以上前。


Gジャンがワークウェアとして機能していた時代。


通称1st・2ndと呼称されるモデルの歴史的背景を汲み取り、現行のデニムブランドSTABILIZER GNZが、過去の名作達に敬意を払いながら"NEW WAVE"という立ち位置で製作しています。


ワークウェアという文脈で1900年代初頭から1950年代まで生産されて来た過去の名作達の意匠を汲みながら、スタンドカラー、フロントのプリーツ、バックサイドのセンターシーム、サイドプリーツといったオリジナルディテールと、同ブランドが誇る巧みなパターンワークによって現代にふさわしい一着へとアップデート。


特筆すべきは、インナーとしてGジャンを使う時に襟が嵩張らない様にスタンドカラーへ置き換えた点。

台襟がフロントで重なり合い苦しくならないよう配慮しており、厚みが生まれない様に美しく収めてあります。


また、スタイリングのノイズにならないよう"beige"のセルビッチで生産されたオリジナルデニムは、現在生産されている大半のデニムに施されている毛焼き、スキュー加工(捩じれ防止)、ワンウォッシュという行程をあえて省いています。

サンフォライズド加工(防縮加工)のみを行うことでデニムの素の表情を引き出し、ヴィンテージデニムを引き継ぐ奥行きのある風合いが特徴。


そして、糊付きの黒ずんだインディゴブルーは、水を通すことでインディゴの青が際立ち変化します。

その過程でデニムが縮み、裾に向かって時計回りに捻れる姿は、デニムの本質を現代へ引き継ぐ同ブランドの醍醐味です。


デニムがクタッと柔らかくなる頃には、Gジャンが立体的に主人の身体に沿い、自分だけの型に仕上がります。






「lot.8-22 stand collar jacket」

COLOR:indigo・black

SIZE:C42・44

42 肩幅52cm 身幅60cm 袖丈63cm 着丈61.5cm

44 肩幅53.5cm 身幅62cm 袖丈64cm 着丈63cm

PRICE:30,800 JPY














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